新艇購入後、使用時間10時間でおこなう最初の点検です。今後も安心して使用できるように異常がないかを点検します。お客様自身では気づきにくい異常などをプロの目で点検致します。
エンジンオイル/スパークプラグ/PC診断/ステアリング/リバース/ チルト/ホース類/ボルト・ナット類/その他
※メーカー、モデルによって点検内容が異なる場合がございます。
エンジン内部構成部品の潤滑/スロッ卜/レボディーの潤滑/エンジン取付ボルトの点検・締め付け/ウォーターボックス/マフラーベルトバンドの劣化・損傷/エアサクションパルプの損傷/エンジンルームの清掃/トローリングスピードの点検/ラバーマウントの点検/エキゾーストシステムの点検・清掃/潤滑・腐食防止
故障コード技歴確認/各種診断テスト
ソル卜アウェイを使用した冷却系統の清掃/ホースの劣化・損傷・接続部の点検
エアフィルタードレンプラグの点検・清掃
パッテリーの充電/バッテリー端子の点検・清掃/締め付け具の点検
スパークプラグの点検/清掃/防錆/交換/イグニッションコイルの状態
エンジンオイルの点検/交換
燃料ホースの劣化・損傷・接続状態の点検/燃料ベントホースの劣化・損傷・接続状態の点検/燃料フィラーの損傷/クイックコネクタOリングの亀裂・損傷/燃料レールの亀裂・損傷/燃料タンクの亀裂・損傷/水分離器の点検/エアインテークサイレンサー・チューブ・ホースの損傷・点検/インタークーラーのフラッシング点検/インタークーラーエア側の排水
配線接続部の締め付け(イグニッションシステム・始動システム・燃料インジェクター)/DESSキー・ポストに点検/モニタリングブザーの点検
スロットルレバーの遊び点検/スロットルケーブル調整具合の点検・潤滑/スロットシャフトスプリングの点検/リターンスプリング潤滑
ステアリングケーブルの点検/ケーブルジョイン卜ボール潤滑/ステアリングノズルピボット潤滑/ステアリングノズルの損傷/ステアリングコラム点検/ステアリングケーブルの点検・調整・潤滑/ジェットノズルQSTSアングルの点検・調整/QSTSケーブル潤滑/QSTSロッドジョイン卜潤滑/O.P.A.Sの点検/VTSの点検
シフトケーブルの点検・調整・潤滑/ストオパレバー位置の点検・調整/ケーブルジョイン卜潤滑 リバースパケットピボッ卜潤滑/リバースパケットの損傷
ポンプケースの損傷・異物の混入/インペラの破損/ウェアリングの損傷
インテークグレートの破損・異物の混入/ライドプレートの破損/防食アノードの点検
中間ハウジングの給油
レバーの点検・潤滑/ゲートの反動の点検/IBRサポートプレートの点検/
IBR接続アーム・スリーブ・ブッシングの点検/Uレバー・VTSトリブリンク IBRゲー卜・ブッシンク/IBR保護ガードの点検
ISオイルの点検/リパーザオイルのレベルとシステムの漏れ/ISポジションセンサーの点検
船体・船体パーツ類の損傷/船体ドレンプラグの劣化・損傷/ビルジホースの劣化・破損・接続状態の点検/船体の洗浄/ドレンプラグOリング亀裂・摩耗/ドレンプラグの詰まり/ウェイクボードポストの点検
ナット・ボルト類の締め付け緩み点検
ドライブベルトの摩耗・損傷/ベルトテンションの点検・調整/スーパーチャージャー内部の潤滑
※メーカー・モデルによって点検内容は異なります。
消耗品の説明、交換の目安
エンジンオイルはエンジンの動きを円滑にするだけではなく、いくつもの役割があります。
エンジンオイルは使用すると、「すす」や「ブローバイガスの混入」「水分」や「熱」、「酸化」により汚れたり劣化します。
するとエンジンオイルの役割の効果が失われ、エンジン本来の性能を発揮できなくなります。また、エンジンに損傷を与えることもあります。そのため、4サイクルエンジンではエンジンオイルの交換が必要になります。
エンジンの破損、エンジンの不調
YAMAHA | 50時間毎、または1年毎の交換。初回は10時間自の交換。 |
---|---|
KAWASAKI | 50時間毎、または1年毎の交換。ULTRA300Xは25時間毎、または1年毎の交換。 |
SEA-DOO | 50時間毎、または1年毎の交換。初回は10時間自の交換。 |
スパークプラグは1年毎の交換が必要てす。
エンジン内部で圧縮されたガソリンと空気の混合気に電気火花を発生させ、着火、燃焼をさせます。
1分間に数千回転で動くエンジンに適切なタイミングで着火させ、高温や高圧に耐えられるようになっています。
高温・高圧による消耗や燃焼時に発生する汚れの付着により火花が発生しなくなることがあります。失火によりエンジン本来の性能が発揮されなくなります。格納時に適切な処置がされない場合、錆が発生し動作不良のみではなく、取り外しが困難になる場合もあります。
そのため、スパークプラグの交換が必要になります。
YAMAHA | 100時間毎、または1年毎点検または交換。初回は10時間の点検。 |
---|---|
KAWASAKI | 25時間毎の点検または交換。 |
SEA-DOO | 100時間毎、または1年毎点検または交換。初回は10時間の点検。 |
バッテリーは2年毎の交換がおすすめてす。
バッテリーは充電可能な蓄電池です。エンジンは自力で始動することができません。バッテリーに蓄えられた
電気によって始動のきっかけを作っています。
バッテリーには寿命があります。使用していなくても自己放電するため、補充電が必要になります。
未使用期聞がながい場合、寿命を
縮めます。このため、バッテリーの交換が必要になります。
YAMAHA | 100時間毎、または1年毎の点検。 |
---|---|
KAWASAKI | 25時間毎の点検。 |
SEA-DOO | 100時間毎、または1年毎の点検。 |
クーラン卜は2年毎の交換が必要です。
冷却・・エンジンの燃焼時に発生する熱を吸収・放熱してオーパーヒートを防ぎます。
凍結防止・・水道水などは凍結膨張するため冷却系統を破損させる恐れがあります。
そのため、クーラン卜液を使用します。
防錆効果・・冷却系統の金属面に膜を張り、錆を防ぎます。
防錆効果のある膜は、「熱Jと「振動」に弱い、性質があり、防錆効果が低下してしまいます。
このため、交換を怠ると冷却系統の
不具合につながり、エンジンを破損させる可能性があります。このためクーラン卜の交換が必要になります。
ジェッ卜を使用する前に、お客様自身がおこなう点検です。
船体の内外部に破損個所がないか、操縦装置や推進機構に異常が無いかを点検します。
<ハル/シートハッチ/ハンドルレバー/スロットル/シフト・ブレーキシステム/ジェットインテーク/ジェットノズル/ドレンプラグ>
エンジン関係各部の状態の確認、不具合、破損などがないかを確認します。
<エンジンルームの換気/ビルジ/燃料/燃料タンクキャップ/エンジンオイル/バッテリー/キルスイッチコード>
法令で義務付けられている備品が搭載され、損傷や不具合、数量不足、有効期限切れが無いかを点検します。
<ライフベスト/信号紅炎/係船ロープ/船舶検査証書/船舶検査済票/船舶検査手帳>
海や川、湖などで使用するジェッ卜は、毎日の使用後メンテナンスを怠ると水や海水などによるトラブルにつながります。
<船体の洗浄/エンジン、エンジンルームの洗浄/冷却水系統のフラッシング/可動部の潤滑/エンジンの防錆/金属部の防錆>